まな板の上の龍

その日、みたやつ、よんだやつの記録と感想。50点を平均点、普通に見られる作品として評価しています。

アバウト・タイム|感想(ネタバレ注意)

ネタバレ含みます。

いい感じの雰囲気の優しい映画ではあるが、本作でのタイムリープの設定や、主人公のタイムリープの使い方にはしっくりこないものがあります。

本作でのタイムリープの設定は、未来へは行くことはできないが、過去のある時間へ戻り行動をやり直し未来を改変することができるといったものです。過去へ戻ったとしても戻りっきりではなく行動をした後には現在時間へ戻り未来だけが改変されているようです(妹と一緒に大晦日のパーティーまで戻ったときは、幸せを捨てすべてをやり直してでも妹を救いたいと思ったのかと思いましたが、違いました)。ですので、基本的にリスクは無く、自分の好きなようにできます(本編でもでてくる子供が生まれた後に未来改変してしまうと別の子になるという問題はありますが)。

他の作品であるような、この未来を改変してしまうと、また別のところで不都合な問題が発生し、どちらをとればよいのか葛藤しジレンマに悩むといったような所謂タイムリープものの醍醐味みたいな展開はありません。

また、タイムリープの使い方としても、好きになった彼女を落とすためにタイムリープを繰り返すや、結婚のスピーチが気に食わなかったから繰り返すといった自分勝手なものです。

主人公が未来改変しなかった場合の本来の彼女の人生、彼女が別の人間の付き合って歩んでいくはずだった人生をまったく無いことにされており、あんまりにも主人公が身勝手すぎるなと思いました。

この作品を見て評価するぐらいなら、もっと他に良いタイムリープ設定の作品があるので、そっちを見て欲しいなと思います。

評価:50点

六人の嘘つきな大学生|書評

メガITベンチャーの新卒採用の最終試験に残った6人が内定をかけてグループディスカッションを行うのですが、その内容が「内定に最もふさわしいと思う1名を全員で決める」というもの。内定枠は1枠。これはもはや就活という皮を被ったデスゲームです。

採用試験から最後の結末までとてもよかったです。描写のうまさや、唸るような展開はなかったですが、就活という非常に一貫したテーマで言いたいことを上手く描ききったなという感じがしました。

評価:65点

羊とオオカミの恋と殺人|感想

まいんちゃんこと福原遥がメインヒロインの映画。マンガボックスで人気だった「穴殺人」という漫画の映画化らしい。

どうしようもない浪人生が、隣に住む美人女子大生を覗いていると衝撃の事実を知ってしまうという内容なのですが、そんなわけないだろという展開の連続でつまらなかったです。

評価:5点